2015年夏に公開されました映画「バケモノの子」を、ようやくDVDで観ることが出来ました。
「時をかける少女」「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」の細田守監督の作品ということもあって、期待値高めで観させて頂きました。

出典:URLhttps://www.excite.co.jp/News/photo_news/p-3912177/
人間界「渋谷」とバケモノ界「渋天街」は、交わることのない二つの世界。ある日、渋谷にいた少年が渋天街のバケモノ・熊徹に出会う。少年は強くなるために渋天街で熊徹の弟子となり、熊徹は少年を九太と命名。ある日、成長して渋谷へ戻った九太は、高校生の楓から新しい世界や価値観を吸収し、生きるべき世界を模索するように。そんな中、両世界を巻き込む事件が起こり……。
出典:URLhttps://www.cinematoday.jp/movie/T0019739
「時をかける少女」「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」の作品と同様、アニメのタッチが良いですよね。
何回も観たくなるアニメのタッチです。
ストーリー展開的には、賛否両論あるようですが、良いのではないでしょうか。
孤独だった師匠と孤独な子どもだった少年が出会って、互いにいがみ合いつつ、本当の親子のような、友達のような、それでいて師弟関係も維持しているような、そんなユニークな関係。
それにしても、少年が9年近くも違った世界で生活して、自分を鍛えていたのはビックリでした笑。日常生活への復帰、大丈夫なのかな?とか余計な心配しつつ、ちゃんと社会復帰出来そうな感じで良かったです。
コアな話題なのかもしれませんが、この作品、ジャッキーチェンの映画も少し取り入れているようなんですね。
熊徹の足型にあわせて久太が飛び跳ねて修行するシーン、そこで『スネーキー・モンキー/蛇拳』のオマージュが登場するようですね。僕はそこまでジャッキーの作品全てを覚えているわけではないのですが、そういった茶目っ気のあることを聞くと、ジャッキーの作品も、本作品ももう一度観たくなりました。