セブで1年ほどがむしゃらに働き、英語だけでなく中国語も必要な時代に入ってきたなーと思い、北京留学(4.5ヶ月)を行ったわけです。
1年近くセブにいたくせに、ビーチとか海とか生徒の引率で行った1回だけという(留学してたときには毎月行ってたw)。
パラワン行きたかったなー。
さて僕が実際そうだったのですが、社会人の場合だと準備時間があまり取れないで現地に行く人も多いかと思います。
そんな僕が北京留学を終えて、留学前にやっていたら良かったなぁと思う反省点を踏まえた上でのアドバイスを書かせて頂きます。
インプットは日本語でやった方が早い
留学で現地に行くことは本当に有意義です。学習スピードも早いです。
言葉の背景には文化がありますので、大陸で中国語を学習すると中国の文化、歴史、背景を知りながら中国語を習得するので、生きた中国語を学ぶという点で効率が良いです。
その効率を上げるためにも、超基本な入門レベルのインプットは日本語で行うことをお勧めします。
具体的には、以下のYouTubeを見るだけ、iknowという単語アプリで仕込んでいくという手法です。
ちなみに無料でiKnowアプリを使えるのはDMM英会話です。
DMM英会話のメリットは
・月約5000円で25分レッスンが毎日使える
・24時間レッスン可能
・欧米圏の先生も豊富
・瞬間英作文やスティーブ・ジョブズの講演、マンガなど教材が豊富
DMM英会話会員さんでなければ、iKnowアプリは月に1000円かかってしまいます。
ほんとにYouTubeとiKnowアプリ、それだけ?って感じもしないではないですが、結構YouTubeの本数は5~10分程度のもので100本以上と数も多いですし、繰り返し観る時間を思うとまぁまぁボリュームがあります。
そもそも、日本にいて中国語を使うときなんてほとんど無いので、勉強のモチベーションを起こし、それを保つのは大変なエネルギーが要るので、あまりストレスなく自然に学習できる以下の動画をお勧めします。
お勧めのYoutube講座
ぶれない中国語
100本の動画を無料公開されており、テンポよく学習が出来ます。この動画を何回か繰り返し見た後に、文法書を読んだりされた方が、無駄に勉強疲れがなくて良いかと思います。まずはザックリと全体の文法を学習できます。
Akiの落書きチャイニーズ
参考書にまとめて乗ってない日常の表現をたくさん紹介されています。
暮らしていると「あれ?これ何て言うんだ?」っていうような表現がたくさん有ります。
そんな日常のふとしたシーンでとっさの一言が使えるようになると、ますます中国語が伸びている実感を感じることができます。
カエルライフ よく分かる中国語発音超入門講座(全8回)
ここの講座は無料版を幾つか公開して有料版の購入に繋げるというビデオですが、無料版だけでもなかなか充実した内容をご紹介されています。
北京留学をしていなかったら間違いなく買ってました(いまでも買いたいw)。
教材は幾つかに分かれていて、どれも3000円ぐらい。全部そろえても2万円いかないと思いますので、留学前、もしくは留学はしないけど中国語を勉強したい初学者の方にはお勧めです。英語に比べると、中国語は発音に厳しいですし、教材のバリエーションも英語学習に比べて少ないのが現状ですので、この教材はわかりやすく安いのでコスパとしてはかなり良いと思います。
中国語を勉強した理由
そもそもなんで中国語を勉強したの?とよく聞かれます。
それは日本人からも中国人からも台湾人、香港人からも。
理由は単純で中華圏はこれからも見過ごすことが出来ないビッグマーケットであり、英語圏にいても中華系の人は無視することが出来ません。
人口でもそうですし、行動力、頭の良さ、経済レベル。どれを取っても英語だけではこれからの時代、チャンスの幅が限定されてしまうのではないかと直感的にも感じたからです。
その直感を裏付けてくれていたのがこの「2052 今後40年のグローバル予測」という本。
Amazonでの評価は賛否両論ありましたが、パグウォッシュ会議が出版した「2052 今後40年のグローバル予測」という本は読んでみると何かの考えの参考になるかもしれません。分厚い本ですので、立ち読みは少ししんどいかもしれませんが、ここでは英語だけでなく2052年に向けて必要な言語は北京語も必要と書かれてありました。ちなみに本のコンセプトはこれから先の40年を予想するという感じのコンセプトです。
もう1冊は「大資産家になるためのアジア副業マニュアル100万円から実現できる人生改革」。
ここでは海外在住の中華系の人々、華僑について書かれている箇所があります。今の華僑の傾向として、3代目の華僑がめちゃくちゃ力を持ってきていると。理由としては、1代目の華僑がおじいさんとなって、資産も人脈も蓄えていて、それを自由に使える立ち位置が3代目華僑であると。
実際、ぼくの友人も3代目華僑の友達がいて、家は数十億の資産家の家です。もうすごいです。
国籍は日本で、アメリカのグリーンカードを保有していて、世界中に親戚がいて、知識レベルも豊富!
そういった華僑の人は、欧米で生まれ育ったり、留学をしているので英語でも全然問題がないのですが、向こうからすれば母国語である中国語でお仕事できる方が断然に印象が良いですし、会話もしやすいですよね。
日本に来てくれている外国人が日本語めっちゃ上手だったら印象も良いし、やり取りもしやすい。それと同じだとただそれだけを考えていました。
でも、それ以上の流れが来ているのも事実としてあることを最近知りました。
技術的な部分で、中国は他国の技術のモノマネだけでなく、独自のテクノロジー力をあげてきているようです。
コンピューターの計算力に然り、IoTの分野、ドローンの分野に至るまで。
英語でのコミュニケーションに問題がなくなり、中国語での日常会話もだんだんとバリエーションが増えてきているのではありますが、ネイティブレベルにはまだまだなので、永遠の語学学習者としてお仕事の傍らにコツコツ頑張っていきます。
なお、余裕のある方は上記と並行してこちらの本と記事を参考にどうぞ。
【北京編】中国語初学者でもこの3つだけ抑えていたら、台湾でも中国でも日常会話ができるようになる話。