わかること
- HHKBを2台使う方法。
- ショートカットキーが使えない場合の対処法。
- HHKBを2台使ってみてのメリットとデメリット。
HHKBを購入して、1台でも十分にタイピング速度が速くなって快適なのですが、さらに快適にしようとキーボードの左右分離を考えるようになりました。
HHKBを2台使いするための方法をご紹介します。
Karabiner-Elementsをインストールする
HHKBを2台購入しても、MacでHHKBを2台同時に利用することはできません。
Karabiner-Elementsというソフトをインストールする必要があります。
HHKBをMacで2台使いするためにインストールするKarabiner-Elementsというソフトは、フリーのソフトなので無料で利用できます。
まず最初にKarabiner-Elementsの公式サイトに行って、Karabiner-Elementsをダウンロードします。
Karabiner-Elementsをダウンロードしたら、次にインストールをします。
インストールは特別何か必要な手順を踏むことなく、案内のままに進みましょう。
Mac自体の空き容量が大丈夫であれば、そのまま「インストール」を選択します。
これで無事Karabiner-Elementsをインストールできたので、「閉じる」を選択します。
Karabiner-Elementsのインストールが完了したので、インストーラーは削除してしまいましょう。
「ゴミ箱に入れる」を選択します。
「拡張機能がブロックされました」という案内が出ます。
これをないがしろにして無視しているとKarabiner-Elementsが使えない状態です。
(僕はこの処理をきちんと完了しなかったので、Karabiner-Elementsを使えずに後ほど1時間ぐらいどハマりすることになります。)
この手順でKarabiner-ElementsをMacで利用できるようにするのですが、grabberの方だけ自然に出て来ません。
なので手動でファイルの奥底の方まで行って。grabberを追加することになります。
Macの「システム環境設定」から、「セキュリティとプライバシー」→「入力監視」を選択します。
その中で「Karabiner-observer」は見つかるのですが、「Karabiner-grabber」が見つかりません。
なので、「Karabiner-grabber」を手動で追加します。
「Karabiner-grabber」を追加するのは、Macの奥の方のファイルまでたどりに行く必要があります。
奥の方まで行かないとgrabberが見当たりませんが、手順通りに下がっていくと対象のファイルが見つかります。
これで「Karabiner-grabber」の追加が完了です。
最後にHHKBそのものをMacに追加して、Karabiner-Elementsを起動してみましょう。
ちなみに「左手:Shift」+「右手:矢印キー」が効かないなどの症状があれば、以下の部分を疑ってみてください。
Karabiner-ElementsでShiftやCommandが効かない
先ほどないがしろにしてしまって、ショートカットキーが効かないというところの話と繋がります。
当たり前なのですが、Karabiner-ElementsそのものがMacでブロックされていると、左手「Shift」、右手「矢印キー」といったような左右分離しているキーボードの状態でのショートカットキーが効きません。
僕はKarabiner-ElementsそのものがMacでブロックされているので、そのブロックの解除をしていたつもりだったのですが、ブロックされたままでした。
Karabiner-Elementsがブロックされていたので、HHKBで左右分離してショートカットを使ってもショートカットキーが効かなかったわけです。
もしもKarabiner-Elementsをインストールして左右のショートカットキーが効かない場合、Macのセキュリティに引っかかっていないかどうかを疑ってみてください。
ブロックされているなどのセキュリティを解除するだけで、HHKBを2台使えるようになり作業速度が速くなり、タイピングのときに肩と胸が開くので疲れにくくなります。
HHKBを2台使いするメリット
HHKBを2台使うするメリットはこちらです。
HHKBを2台使う人って、1日中パソコンに向かって1台のHHKBだけでタイピングをしていると疲れる、背中が丸まって猫背になって姿勢が悪くなる、疲れやすいのをどうにかしたいと思って2台購入したという人が多いと思うんですよね。
お察しの通り、HHKBが2台あると肩と胸が開くので姿勢が猫背になることはまずないです。
2台あると猫背になってタイピングするのに無理があるので、自然と姿勢が良くなります。
HHKBを2台使う大きなメリットは姿勢改善ですね。
HHKBを2台使いするデメリット
HHKBを2台使いするデメリットをご紹介します。
なんだかメリットよりもデメリットの方が個数が多くなってしまっていますね。。
HHKBを2台並べて使ってみているのですが、場所をまぁまぁ取りますね。
机の横幅が120cmあるのですが、トラックパッドやマウスのスペースも考えると120cmの机でちょうど良いかもというぐらいの場所を取ります。
HHKBはBluetoothで利用ができて、Bluetoothで使うなら乾電池がHHKB1台に対して2本必要です。
2台のHHKBを同時に使っているので、乾電池が切れるタイミングもほぼ同じでしょうということで、予備の乾電池を用意しておかないといけません。
1台だけのときは予備の乾電池は2本だけだったのですが、2台使っているので倍の4本ですね。
他にも移動先にHHKBを2つも持っていけないなど、デメリットはあります。
結局、HHKBの2台使いはおすすめ
デメリットの方が項目の数としては多くなってしまいましたが、HHKBの2台使いはおすすめです。
確かにデメリットがあるにはあるのですが、メリットの姿勢が良くなるということはデメリットの数を上回るメリットがあると個人的に思っています。
というのも姿勢が悪くなると、集中力が続きにくくなるので業務効率が落ちます。
HHKBを2台使うとなると、値段が高い、持ち運びが難しい、場所を取る、電池の予備がさらに必要などのデメリットがあります。
ですが姿勢が良くなって集中力が続きやすくなって、業務効率が高まるならデメリットを上回るメリットがあるかなと思っています。
なので、結局のところHHKBの2台使いはおすすめです。
HHKBをMacで2台使いする方法のまとめ
HHKBを2台使うためにKarabiner-ElementsをMacにインストールして、ショートカットキーが効かなければ、Mac側でブロックされていないかどうかをチェックしてみてください。