わかること
- HSK4級は過去問のやりこみで大丈夫。
- 過去問のレベルが高いと感じる人は、問題集1冊を丸暗記。
HSK4級に半年掛からないで受かる勉強法
HSK4級に日本人は半年掛からないで合格しますね。
ちなみに、HSK4級ってどんなレベルかというと、文系の中国の大学に申し込めるレベルです。
日常生活でいうと、TVを見て30%ぐらい言ってることがわかる感じでしょうか。
人によっては50%ぐらいまでいくのかも?
僕の場合は30%~40%って感じです。
なおHSK5級に合計点85%ぐらいのスコアで合格していれば、中国での就職活動に使えるそうです。
んで、試験科目はリーディング、リスニング、ライティングの3つのパートになるのですが、ぶっちゃけこの1冊と問題集を何回かやれば大丈夫です。試験の合格基準は3つのパートを合計して180点以上あれば合格ということです。
この1冊だけでなく、単語もしっかり抑えたい人は単語帳もあります。
さて、リスニング。。
これが日本人には一番難しい。。。
なんせなに言ってるかわからん&英語と違ってこれまでの義務教育の中で中国語の音を聞く練習なんてして来ていないので、全くのゼロからスタートの状態なんです。
なお、「モーマンタイ」と聞いて「無問題」を連想するのは広東語なので、一般的な中国語ではありません。気をつけましょう。
そんなリスニングの攻略法は非常にシンプルで簡単です。
中国人と話さずに、リスニングのCDばかりを聞いておきましょう。
中国人と話さないほうが良いです。初学者は中国人に限らず、台湾人もマレーシア人も香港人もシンガポール人とも話さないほうがいいです。
なぜなら、地域によってアクセントがあり、何が本当の発音かわからないからです。
こんな例がありました。
レストランに行った際に、店員さんに「ニーシーズーベンレンマ?」と聞かれました。
今となっては全然わかるのですが、当時は意味不明だったわけです。
店員さんが言いたいことは会話の流れから、「あなたはに日本人?」と聞きたいのだろうなというのはわかったのですが、その場合の中国語は「ニーシーリーベンレンマ?」なのです。
なんでこうなったか?それはアクセントなんです。
アクセント問題はたくさんあって、「ハオチー(おいしい)をハオツー」と言ったり、「ラオシー(先生)をラオスー」と言ったりします。
えーーーっと、、、そんなのHSKの本試験では出てきません。
というか、初学者からすれば大混乱です。漢字を見ればわかる単語でも、アクセントを混ぜて読まれると別の単語に聞こえます。
正しい単語を知った上で、あ、これはアクセントなんだとわかった方が綺麗に勉強を進めていけるので、最初はCDをひらすらに聞いておきましょう。
僕の場合は全くの逆で、最初に何も知らない状態で北京にいき学校に4.5ヶ月いましたがなかなかアクセントの部分で苦労をしました。
んで日本に帰国後、ひたすらにこの本のCDを聞きました。
毎日2時間ほど1か月聞いていれば、自然と耳に音が入って来ます。
そしたらアプリを使って、1.2倍速で教科書を見ずにリスニングをして頭の中で日本語に変換をしないように、中国語のままで意味を捉えることができるように、反射的に漢字が出てくるまで何回も同じ文章を繰り返し聞きます。
2ヶ月もあれば、テキストに出てくる中国語には反応できるようになります。
んで、このテキストにある中国語文章をなんとかなるかなレベルでのうる覚えでHSKの過去問を解きます。
きっとこの段階で過去問ををまぁまぁわかるようになっていますので、間違った箇所と選んでいない選択肢も含めて復習をして、問題を暗記するぐらいやりこみます。
ここまでやれば、HSK4級は受かると思います。全くの初学者から考えると、だいたい長い人で半年ぐらいです。
効率良く勉強できる人だったら、6ヶ月でHSK5級には合格するんではないでしょうか。
ちなみにより効率よく勉強したい人は、こちらの講座をチェックしてみてください。
HSK試験は難しくなる
先日、北京の大学の先生から連絡がきました。
内容は今も中国語のべんきょうをやってる〜?という内容の連絡でした。
やっているよ〜と答えると、いまHSK試験はパソコンを使う方式に変更を進めているようで、パソコン版試験の方が難しいそうです。。僕は受けていないのでわかりませんが、他の国出身のの同級生だった子たちで北京で勉強を続けている子たちに聞くと紙の試験のときよりも難しくなったとみんな感想を漏らしていました。
4.5ヶ月で合格!HSK4級の難易度は過去問をやりこむだけ。単語数は1200程度のまとめ
合格する前までは色々と心配だったりする試験ですが、テキストを何回も続けてやりこんで過去問を数回やればHSK4級は受かる試験です。
何回も何回もテキストのCDを聞き込んでやり込みましょう。
なお、テキストによっては単語にのみの発音しか入っておらず、文章の発音が入っていないテキストもあるので、その辺り気をつけましょうね。文章を聞く練習をしないとHSKは受からないです。
ちなみにこちらの本と組み合わせてHSK4級の勉強をすると、効率が上がるかもしれません。
特にDaiGoさんの「自分を操る超集中力の本」の本は参考になりました。
他の資格試験にも使える内容なので、何回も繰り返し読んでいます。
HSK4級は過去問を何回もやり込んで覚えるぐらいで、割とすんなりと合格するというのが自分の体験談です。
日本人は漢字に親しみがあるからですね。
数ヶ月だけ、頑張って勉強してみましょう!!