WordPressを設置し、独自ドメインに設定をサーバー管理パネルで終え、しばらく運用していて下層ページ自体にも独自ドメインを反映するのを忘れていたまま下層ページの作業(固定ページを作ったり、ブログを書いたり)なんてこと、稀にあります。
今回のケースに至った経緯を書き出すと、「独自ドメインをサーバーの管理画面から設置」ー>「トップページを確認」ー>「よしよし、反映されとる」で終わってちゃってたんですよね。
そもそもWordPressをインストールしたフォルダ名も悪く無かったし、そのままでもまぁいいかというドメイン名だったのですが、やっぱりこの際、これは学習機会だなと思い、トップページと同じドメイン名に下層ページも修正したので、メモがてら残しておきます。
おこなった作業は3つで「WordPressの管理画面から下層ページにも適用したいドメインの設定」「.htaccessの書き換え」「phpMyAdminで書き換え」です。
ここを独自ドメインに書き換えます。そして書き換えたあと、再読み込みや新しくページを開いた場合、管理画面に入れないという慣れていないとパニックになる現象に陥ります。次のフェーズで管理画面にログインできないという症状を直していきます。
環境によっては、.htaccessがない、もしくは隠しファイル状態になっていて見えないという状態があります。
.htaccessが見えないCodaユーザーの方はこちらの記事をご確認ください。
.htaccessの書き換え内容は以下です。
# BEGIN WordPress RewriteEngine On RewriteBase / RewriteRule ^index\.php$ - [L] RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d RewriteRule ^.*$ ./index.php [L] # END WordPress
.htaccessファイルの下から10行分ぐらいの場所が対象になる場所ですね。
書き換え前に念のため、復元可能なようにコピーをとっておくこと、もしくはバックアップを取っておくことをお勧めします。
さて、最後の作業ですね。phpMyadminでの書き換えです。phpMyadminという場所で作業することがほとんど無い人も多いと思うのですが、ここはデータベースと呼ばれている場所で、色々いじくって復元をできない状況にしてしまうと大変なことにもなる場所なので、気をつけましょう。
phpAdminへの辿り着き方(さくらサーバー編)はこちらから。
たどり着いたら以下のように作業を進めます。
まずはデータベースをクリック。
自分がwordpressをインストールしたデータベースをクリックします。
名前の後半にoptionsという名前がついたファイルを選び、右にある「表示」をクリックします。
「siteurl」の左にある「編集」を選択します。
赤い枠で囲まれているところに、古いURLが入っているはずですので、ここを新しいURLに書き換えてあげます。
最後に右下の「実行する」をクリックして完了です。
ポイントですが、一回一回慎重に、復元可能なように記述されているコードなどはメモ帳などに保存しておき、作業の節目ごとにwordpressの管理画面と作業をしている画面を往復して、wordpressを何度も再読み込みされることをお勧めします。
特にキャッシュが残っていて作業が反映されていないなども考えられるので、Macの方は「command + Shift + R」、Windowsの方は「Shift + F5」を何度も押してみてフルリロードをするようにしましょう。
*この作業は2015年4月2日、wordpressバージョン4.4.2で行ったものです。
それぞれでWordPressの環境が違っていたりすると思うので、確認、バックアップの上で自己責任で作業を行うように宜しくお願い致します。